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[PR] ポイント ギャラクシー そこかしこに潜む哀愁

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そこかしこに潜む哀愁

「お笑いは哀愁」

上記のはテレビをつけていたときにお笑い芸人が偉そうに能弁たれていた時に聞いた言葉なんですが、皆さんどうでしょう。お笑いを定義するならばです。

分かりませんよね。僕も正直分からない。でも理解出来る部分はあると思う。分かりにくい例を出して説明したいと思う。



「部長にめちゃくちゃ怒られてましたね、先輩」

部長に30分みっちり怒鳴られてやっとこさ自分の席に戻ってきてうなだれている俺にそう言いながらコーヒーを煎れてくれたのは新人の香織ちゃんだ。色白で小柄で顔は大塚愛を少し幼くした感じで言うまでもなくかなりの上玉。その上、明るくて気が利くから課の皆が狙っている。勿論俺もだ。

「そうなんだ、参ったよ。ハゲちらかして怒鳴り散かして大変だよな、部長も」

顔を上げて香織ちゃんの顔を見ながら言った。

「やだー、先輩ったら面白い」

ケタケタ笑う香織ちゃんはとても可愛い。ああ、こんな娘を抱けたらいいのに。

「それより香織ちゃん、今晩どうかな」

無意識に出た言葉は俺を固まらせた。なんでこんな言葉が出てきたんだ。

「取り繕わなくては」

そう思って口を開きかけた刹那。

「面白いセックス期待してますね」

香織ちゃんがそっと俺に耳打した。その優しい吐息が耳にかかった瞬間、俺は打ち震えた。




濃厚なセックスシーンは省いたが、中学のころに見たエロ本の内容がこんな感じだった。女性のお股はこんなに軽くない。これは今にして言えることだが、当時はオフィスと言うのはなんて素晴らしいところなんだと期待に胸を膨らませた。

「ハゲちらかして怒鳴り散かして大変だよな、部長も」

なかなか難しいことではあるけれどもこれを面白いとするならば、「ハゲ」と言う人の欠点を笑いにしたものであってあまり気持ち良くはない。けれど、その欠点を哀愁と言い換えれば、大分気持ちの上ではごまかされる。例えばぴっしっとスーツを着込んだ外資の課長とハゲ散かした中小企業の社長。お笑いのコントで用いられるのは後者であってそれは面白さをかもしだしているからだ。

「お笑いは哀愁」
例えば自虐だったり、嘲りだったり、「笑われること」を前面に押し出して「笑わせる」。そう解釈することが出来る。実際は笑われているのか笑わせているのかは区別がつき辛いけれど、結局笑わせているのだから問題はないのだ。

「一昨日、うんこを漏らした」

これを打ち明ける人物が乳児であったりご高齢の方、病気の方であったら何も面白みはない。では、打ち明ける人物が僕だとしたら。これも微妙だ。大半の人は若者風に言えば「ドン引き」だろう。しかし、少数。例えば僕の友人たちは笑うだろう。少なくとも5分以上は笑う。そして僕のあだ名はうんこになる。

「お笑いは哀愁」
うんこを漏らしたカミングアウトで笑うのは少数。だからと言ってそれは笑いではないのかと言えばノーだ。笑わせる気持ちまたは笑われる言動そして笑う人がいる限りはお笑いなのだ。

「泣きながらパンツを洗った」

「うんこを漏らしたのは成人してから二回目だ」

これを言ってしまえばおそらく全ての人が引いてしまって笑いにはならない。だからそっとゴミ箱に捨ててしまおう。あの時穿いていたパンツとともに。
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